低炭水化物ダイエット

低炭水化物ダイエットは、インスリン分泌を促進する炭水化物の摂取量を制限して、減量等を達成しようとするダイエット。このダイエットの推進者によると、炭水化物の食べる量が少ない程インスリン分泌が抑えられ、脂肪が効率的に分解されるという。インスリン・レジスタンス(インスリンが効果的に働かない状態)のために必要量以上にインスリンが分泌される場合でも、肥満解消ができるそうです。

低炭水化物ダイエットでは、砂糖、穀類等の炭水化物を含む食品は制限され、代わりに、たんぱく質や脂質を含む食品を多く摂ります。野菜は炭水化物を含む食品に分類されますが、同じく炭水化物を含む穀類よりは健康的だと考えられています。

人気のある低炭水化物ダイエットの例に、アトキンス・ダイエット、ゾーン・ダイエット、サウス・ビーチ・ダイエット等があります。

短期的な減量の効果を実証

低炭水化物ダイエットが減量や健康に及ぼす影響について、長期に渡る研究が十分になされていません。専門家の間では否定的な見解を持つ者が多いのですが、ある短期間の調査によると、低炭水化物・高脂肪ダイエットが、高炭水化物・低脂肪ダイエットと少なくても同程度の減量が可能だと報告されました。

The New England Journal of Medicineで公表された、「肥満に対する低炭水化物ダイエットの無作為試験(A Randomized Trial of a Low-Carbohydrate Diet for Obesity)」という調査ではこう結論付けています。

低炭水化物ダイエットは、従来型のダイエットより最初の6ヶ月は大きな減量をもたらしたが、1年ではそれ程の違いは無かった。低炭水化物ダイエットと心臓病の危険要因が大きく改善されたこととの間に関連性が認められた。

いずれにせよ、低炭水化物・高たんぱく質・高脂肪ダイエットが本当に安全で効果があるかどうか見極めるには、より長く、より大規模な調査が必要だと言えます。

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